姜小青 ときどき日記 2005年2月19日(土)

昨夜から雪混じりの雨が降っていますが、今日も本当に寒いですね!

昨日、一年ぶりに赤坂のノーヴェンバーイレブンスでソロライブをしました。いつもはステージが狭いという印象がありましたが、昨日は古箏一台で譜面台やモニターも無しだったので、とても広々としてると感じました。リハーサルの時に、いつものくせで古箏をすごく奥のほうにセッディンクしたら、音響担当の矢野さんが「ジャンさん、もっと前に出たら?そのほうが音もいいし、左右の奥のお客さまからもよく見えるのよ」と優しく教えてくれました。そうですね!今日は私一人なんだなぁ(^O^)素直に古箏を前に置き直しました。

今回のプログラムは中国の浙江、潮州、河南の伝統箏曲以外に現代の中国作曲家が作った曲や城ノ内ミサさんの作品なども演奏しました。また日本の『春の海』も‘一人琴’(尺八無し)で久しぶりに演奏したのです。

目の前にはよくコンサートに来てくださるお客様ばかりで、少し照れくさく感じるのはなぜかな?照れくささから逃げようと思って、ついつい口べたなのによく喋ってしまいました(^Q^)/^妙に受けたかどうか分かりませんが…客席から大きな笑い声がよく聞こえて、その気になった私はもっとノリノリになってしまいました。

最近では中国の古典や伝統曲ばかりを弾く機会が少なくなりましたが、お正月を明けてから、何曲かを猛練習した甲斐がありました。でもやはり古典や伝統のものは難しい。改めて感じました。ミサさんの曲も「古箏に合ってますね」とライブハウスのマネジャー香月さんに言われました。古箏に合ってると言うよりは、ミサさんが古箏のためによく研究して作ってくださったのだと思います!美しいメロディーをミサさんの独特のコードに乗せて。その、中国曲には無い和音の響きに、弾いてる自分も酔ってしまうことがよくあります。

雨が降る前にライブは終了しましたが、皆さんは途中で降られずに帰られたでしょうか?いつも応援してくださって心から感謝、感謝しております\(^O^)/

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