姜小青 ときどき日記 2004年12月9日(木)

昨日、一年半ぶりに東京でのリサイタルを行いました。先日の天気予報によると8日は曇りのち雨でしたが、朝から暖かいぐらい晴れていました。やはり晴れ女、まだまだ健在ですね!

会場に着いたらロビーにたくさんのお花が届いていまして本当に感無量という思いでした。今夜こそ、頑張るわ。ちゃんとしたいですね!

リハーサル中

今回のリサイタルは元ゴダイゴのリーダー、ミッキー吉野さんが音楽プロデューサとして、たくさんの曲をアレンジして下さいました。

ちょっと緊張した気分で、三拍子にアレンジされた「蘇州夜曲」から幕を開けました。そしてミッキーさんの変拍子をたくさん使った「Island folksong」。ミッキーさんとの会話の中で彼は中国に対する思いでなど中国が大好きだなぁと感じさせてくれました。この曲も、中国をイメージし、小舟に揺られながら南国へ旅立つ思いをモチーフに作られたそうです。

「ムカーム」の曲に入る前に前奏を全員で付けました。暑い砂漠をイメージし、弾いている自分でも喉が乾いていく、インドで見た蛇使いのおじいちゃんが出てきたように感じました。そして中国伝統曲の2曲「浪淘沙」・「茉莉芬芳」を弾いて本当に落ち着いて来ました。続いてまた全員の即興演奏による「TYPHOON」、ミッキーさんのロックのようなジャズようなリズムに古箏の世界はどんどん広くなっていきます。またベースの渡辺建さん、打楽器の馬平さん、キーボートの竹越かずゆきさんも本当に素晴しくサポートしてくれました。またミッキーさんと竹越さんの歌声に聞き惚れていた私。そしてゲストコーナでは歌手の小野綾子さんの登場、先日「NHK歌謡コンサート」でサポートした「たましいの島」や私の学生時代に中国では大変流行っていた歌「GOOD MORNING WORLD」など…本当にあっという間にラストの組曲「心の旅/Return to China」となり、楽しいコンサートができました。

年末の大変忙しい時期にたくさんの方が応援にかけつけて下さいまして、特に地方からわざわざ来られた方達に本当に心から感謝しています! 幸せな気持ちが一杯でした。これからももっといい演奏をして皆さんに恩返ししたいです!

昨夜あまり寝ていないですが、今朝の飛行機で北九州に飛んできました。今日から七日間、古謝美佐子さんと夏川りみさんのコンサートに出演のためです。

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