姜小青 ときどき日記 2007年5月6日(日)

午前中からぽつぽつ小雨が降り始めて、今夜は大丈夫かな?ちょっと不安そうに言っている馬場さんに、「大丈夫でしょう、絶対晴れるよ」。何処からの自信なのかよく分かりませんが、晴れる事を信じていました。楽器を積んでリハーサルの会場へ。

全員がお互いに見えるように円形で楽器をセッティングし、先ずアリランから。

朴さんの即興的なイントロから始まり、アリランのメロディーになってから皆が少しずつ入り、初めてだと思えないぐらい、とても綺麗に合っていました!

音楽監督の金先生も大変喜んでくれて、五人のグループ名まで作ってくれた、『同心花』(^0^)/同じ心を持った美しい花だそうです。

そしてバンドとの合わせはいろいろ試しながら順調に進んで行く。ヴォーカルのハスキー声で『BESAME MUCHO』はとても印象に残り、私たちもノリノリで参加しました。そういえば、韓国のテレビを見てもハスキーな人が多いですね。パンソリを歌っているからかな?

本番は7時半から。6時半にホテルを出発した時、なんと見事に雨が止んでくれました。寒いとか、湿度が高いとか、もう気にならない、みんなの気持ちが通じたからだ(^0^)/

文化祭の最終日という事もあって、千人以上の超満員の会場は私たちの音楽に合わせて手拍子したり、アリランの歌声も観客席からもよく聞こえて来ました。

コンサート終了後、大きな花火が打ち上げられて、伽耶文化祭は大盛況の中で終了しました(^0^)/


5月10日追記:このコンサートの模様が韓国のサイトに載ってました。その1 | その2 | その3



朴順雅さんと馬場信子さん

ベトナムのPHAM THI TRAMY(ジャアミーン)さんです。彼女はハノイ音楽学院の先生で、なんと四年前に私が六華仙のメンバーとして出演したハノイでのコンサートもご覧になったとか(^0^)/びっくり!

でももっとびっくりしたのは、彼女の中国語は中国人と一緒ぐらい、普通に話している事です。小さい時から習っていたそうですが、すごく上手です。外国で言葉が通じると楽しさが何倍も増えますね。

そうそう、今回は韓国語は朴さんが日本語に通訳し、私はまたそれを中国語に通訳するような流れになっていて、別々の国なのにとてもスムーズに進行していた事はちょっとだけ役に立ったのかなp(^^)q

台湾の徐恵綺さんは台湾で天上人間音楽学校を主宰し、中国大陸の方にもたびたび演奏しに行ったという事を聞きました。初めてお会いしたのですが、話の中に彼女が中国で沢山の古筝の先生に習っていて、中には私の恩師の一人張燕先生が台湾に移住した頃に指導を受けたとのこと。でも、残念ながら張先生は10年程前に50代の若さでなくなられました。

徐さんの提案で『茉莉芬芳』と言う、私も時々演奏する曲をご一緒に演奏する事になり、二人が息を合わせていたところです。

リハーサルの途中なのですが全員写真タイムとなり、とても和やかな雰囲気でした。

終演後、テントの中で五人そろって。

左から、徐恵綺さん、私、ジャアンミーンさん、馬場さんと朴さん

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