姜小青 ときどき日記 2006年3月24日(金)

今日は琴姫にとって、ロシアツアーでの最終公演です。みんなで楽しく千秋楽をつとめましょうねと朝食の時から話し合ってました(^^)v

プログレス文化宮殿劇場はこの町にとって、最大、最高レベルのホールです。劇場の舞台は木の床でできていて、全体的にちょっとデコボコになっています。学生時代に行った中国の地方公演のことを思い出します。古箏のスタンドが揺れないように一生懸命工夫したり、馬さんは木琴を置く安定な場所を探したりして、みんなはそれぞれの準備に夢中でした。

舞台やホールのロシア人スタッフが約10人ぐらいも集まってくれて、今までで一番丁寧にしてくれました。

私たちも思ったより早くリハーサルが終了し、楽屋で紅茶を飲みながらくつろいでいました。ずっと前からチマチョゴリを着てみたいなぁ〜と思っていた私なんですが、

「パクさん、着ていい?」

とつい聞きました(^O^)

パクさんに着せてもらって、舞台に置いてあったカヤグムの所に行き、弾く振りをしたら、みんなにほめられてしまったわ(^^)v

ロシア人のスタッフたちはもしかして私とパクさんを間違えたじゃないかな(^O^)ずっと写真を撮ってくれました。嬉しかったなぁ(^-^)小さいときによくお母さんの大きなステージ衣裳を着て、朝鮮の踊りを真似していたことがあって、今日はその夢が実現ができたようで本当に心から嬉しかった!

チマチョゴリ

リハーサル中

 超満員のホールに私たちの演奏に拍手が鳴り止まなかった…ロシア民謡も大変に喜ばれて、最後のコンサートも大盛況の中で終了しました。市長さんからは一人ずつ感謝状を頂き、またここで演奏してくださいと何度も何度もおしゃってくださいましたわ(^^)v

熱心なお客さんばっかり。

コンサート終了後、市長さんから感謝状を頂きました。

コンサート終了後、今度は朴さんが私のチャイナ風の服を着て。

皆で力を合わせ、本当にいい旅ができました。

ときどき日記

2006年

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月