姜小青 ときどき日記 2005年10月13日(木)

芸術の秋がやってきましたね!10月に入ってからずっとリハーサルや本番が続いていたので、ちょっと風邪気味でしたが今はだいぶ元気になりました。

今月は神戸から始まって、沖縄の歌手大島保克さんのライブに出演しました。そういえば神戸のチキンジョージって大変知られているライブハウスなのですね。有名なミュージシャンもたくさん出ていて、近いうちにあの矢沢永吉さんも出演します。

6日の夜、池袋の東京芸術劇場でオーケストラと協演しました(^-^)本番前の二日間は、オーケストラとリハーサルし、一回ずつよくなっていくような気がしました。指揮者の曽我大介さんは音楽の表現力が豊かな方で、いつも曽我さんの指揮を観ながら、呼吸を感じ、次第に自分の演奏も燃えていくように感じました。当日、東京芸術劇場大ホールでは2千人近いお客様の前でオーケストラをバックに演奏し、普段のコンサートではなかなかできない素晴しい体験をさせて頂きました!でも緊張したわ(^O^)たくさんの友人やファンの方が来てくれて、お花も贈っていただき、ロビーに大きく飾っていただきました。うれしかった!

ホールに入る時、遠くから大きなポスターを見つけて、照れくさかったけど記念写真を撮りました。

その翌日は八王子にある龍谷寺で月見の夕べコンサートに出演しました。昨年よりお客様が更に増えて、住職の内林和尚さんはお客様が見やすいようにと座席の配置でご苦労なさったようでした。

8日、9日には山梨県の勝沼にあるメルシャンのワイナリーでランチコンサートに出演しました。一日目の終演後に、ワイナリーで何種類かのワインをティスティングさせて頂きました。でも、ここだけの話ですが(^-^)お昼をあまり食べてなかったのでとても酔ってしまいましたわ(^-^)

10日には関内ホールで横浜市三曲フェスティバルに出演しました。このコンサートでは日本琴を代表するいろんな流派の家元や名人たち百人以上の出演者が出ていました。私は山田流の家元萩岡松韻先生が作曲された「光明」と言う曲を弾かせて頂きました。この曲は4年前に萩岡先生のアルバム(ビクターより発売)にも収められました。邦楽の古典コンサートでは奏者が演奏しながらお互いに顔を見合わせたり、首を振ったりすることはあまり許されてません。演奏者は自分の楽器に向って、ほとんど体も動かず演奏していきますが…中国の民族楽器の場合は曲の始まりの時や終わりの時に必ずと言っていい程、お互いに見ますね!最初の頃、他の人を見ないでどうやって始まるのかとても不思議でした!頭が下がっていますから目の端で隣の人の手をじっと見つめていたこともありました。これはヨリメじゃなくてナナメと言うのかしら…?\(^O^)/

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